
2026年4月1日、食品表示基準の一部改正(「新旧対照条文」)が公布され、同日に施行されました。改正案から大きな変更※はありません(※別表第20(表示の方式)の「食酢」に一部修正)。改正の概要は以下のとおりです。
食品表示基準の改正概要
- カシューナッツを特定原材料(アレルゲン義務表示品目)へ移行(改正対象:別表第14)
- 個別品目ごとの表示ルールの改正(改正対象:別表第3、4、5、13、19、20、22、23)
個別品目ごとの表示ルールの改正は多岐に渡りますが、なかでも別表第4(「名称」、「原材料名」等の個別の表示方法)と別表第19(「殺菌方法」、「使用上の注意」等の個別の表示事項)が大幅に改正(廃止)されており、全体的に横断的な表示ルールに寄せる改正となっています。
また通知(「食品表示基準について」、「食品表示基準Q&Aについて」)においても、食品表示基準の改正にあわせて多数の変更がなされています。
通知(「食品表示基準について(新旧対照表)」の主な改正内容
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アレルゲン表示の品目数は、今回の改正により特定原材料(義務)9品目、特定原材料に準ずるもの(推奨)20品目の計29品目となりました。推奨品目を対象としているかを分かりやすくするためにも、「特定原材料9品目」または「特定原材料に準ずる20品目を含む29品目」と、一括表示の外に表示するよう努める必要があります。
通知(「食品表示基準Q&Aについて(新旧対照表)」)の主な改正内容
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改正Q&Aには表示例もあわせて掲載されていますので、確認しておくとよいでしょう。
経過措置期間について、アレルギー表示の改正は令和10年(2028年)3月31日まで、個別品目ごとの表示ルールの改正は令和12年(2030年)3月31日までです。
そのほか、2月に「日本版包装前面栄養表示ガイドライン」「<参考情報>日本版包装前面栄養表示ガイドライン関するQ&A」も公表されていますので、今後改版を計画する際に、あわせて参照されるとよいと思います。
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