
2025年7月29日、「令和7年度 第1回日本版包装前面栄養表示に関する検討会」が開催され、日本版包装前面栄養表示ガイドライン(案)が示されましたので、本ガイドライン(案)で示された⽇本版包装前⾯栄養表⽰の表示方法について整理したいと思います。
(1)様式
⽇本版包装前⾯栄養表⽰に⽤いる様式は図1のとおりです。なお、ペットボトルなどの縦長の容器包装においては、図2のように縦向きに表⽰することも可能、としています。


(2)⾷品単位
⾷品単位は、当該⾷品の1⾷分とし、その量(○本、○袋、○gなど)を併せて表⽰します。表示場所は、原則、横向きの場合は様式の左上に表⽰します。
(3)栄養成分等の量
栄養成分等の量については、販売される状態における可⾷部分の栄養成分等の量を表⽰し、栄養成分表⽰の値と⼀致させることが望ましいとされています。ただし、販売時と摂取時の栄養成分等の量にかい離が⽣じる⾷品については、⽇本版包装前⾯栄養表⽰に表⽰する栄養成分等の量を摂取時の状態における栄養成分等の量とすることが可能、としています。この場合の考え⽅については、「6 販売時と摂取時の栄養成分等の量にかい離が⽣じる⾷品の取扱い」をご参照ください。
(4)栄養素等表⽰基準値に占める当該量の割合
栄養素等表⽰基準値は、18歳以上の成⼈における⽇本⼈の⾷事摂取基準(2025年版)の推奨量等から算出された値です。なお、栄養素等表⽰基準値に占める当該量の割合については、⼩数点第⼀位を四捨五⼊して整数で表⽰するが、四捨五⼊して0%となる場合は、「<1%」や「1%未満」と表⽰することが望ましいとされています。
(5)表⽰位置、様式に⽤いる⽂字・色
表⽰位置は、原則、⾷品の容器包装の前⾯(主要⾯)、としています。
文字の大きさは、JIS Z8305(1962)に規定する8ポイントの活字以上(表⽰可能⾯積がおおむね 150cm2以下のものにあっては、5.5ポイント以上)であることが望ましく、⽂字及び枠の⾊は、背景の⾊と対照的な⾊であって、単⾊で表⽰する、としています。
本ガイドライン(案)では、上記の他にガイドラインの適用範囲等についても記載があり、これまでの検討内容に加え、⽇本版包装前⾯栄養表⽰ガイドラインに関する Q&A等も示されています。なお、⽇本版包装前⾯栄養表⽰は任意表示となる予定ですが、消費者の健康の維持・増進に資する内容となりますので、導入されることをご検討ください。
今後パブリックコメントの募集、10月以降に第2回検討会が行われる予定です。
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