新基準移行時の主な変更点まとめ ~ Q&A 資料より~

By | 2016年2月1日
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昨年末に製造所固有記号の詳細が発表され、いよいよ新基準への移行準備が整った形になりました。そして移行作業時に食品表示基準の理解を助けてくれるのが、表示事例の記載されている「食品表示基準 Q&A(消費者庁)」となるかと思います。

そこで、今回は主な変更点として添加物、アレルギー、栄養成分について、Q&A 資料から確認しやすいようポイントとしてまとめてみました。(※一部、Q&A にないポイントは食品表示基準、施行通知を参照)

1.添加物について

主なポイント 旧基準 新基準 Q&A番号
原材料名と明確に
区分して添加物表示
原材料名欄内に
重量順区分で表示
添加物の事項名欄を設けるか
(「なし」の表示不可)、原材料名欄内で
明確に区分
(加工-249)
(加工-251)

2.アレルギーについて

主なポイント 旧基準 新基準 Q&A番号
個別表示の原則化 個別表示の原則規定なし 個別表示の原則化(乳は
(乳成分を含む)、(乳由来)と表示)
(E-2)
(E-6)
(E-10)
特定加工食品と
その拡大表記
改めての記載は不要
(例:「マヨネーズ」に
「卵」の表示は不要)
改めて記載が必要(卵黄、
卵白にも(卵を含む)
が必要)
(F-1)
(F-2)
(F-3)
一括表示時の省略規定 繰り返し省略可 繰り返し省略不可
(個別表示のみ繰り返し省略可)
(E-7)
(E-4)
一括表示時の末尾表現と
接続方法
(原材料の一部に~を含む)、
「、」の接続規定なし
(一部に~を含む)、
(小麦・卵・落花生)と「・」で接続
(E-7)
(E-11)

3.栄養成分について

主なポイント 旧基準 新基準 Q&A番号
ナトリウムから
食塩相当量へ
「ナトリウム」を表示
(任意で枠外に食塩相当量併記可)
「食塩相当量」を表示(ナトリウムを
併記できる場合も枠内に記載)
(加工-216)
栄養成分の項目の変更 表示の位置規定なし、
糖質と食物繊維表示での
炭水化物表示の代用可、
ショ糖は枠内
上位表示より1字下げ、
糖質と食物繊維表示での
炭水化物表示の代用不可、
ショ糖は枠外に表示
(加工-199)
(加工-257)
(加工-233)
栄養成分表示と 1 食重量 「栄養成分表示」と記載、
1 食の場合は重量併記
(加工-259)
(加工-105)
以下は Q&A 資料に事例はありませんが、食品表示基準、施行通知から基準値などを確認できるよう該当ページをまとめています。
低減・強化された
旨などの相対表示
基準値以上の絶対差 25%以上の相対差の追加、
栄養素等表示基準値の10%以上の
絶対差(一部変更)
基準 P67 ~ 69
通知 P27 ~ 29
糖類・食塩の無添加・
不使用表示
明確な規定なし 規定の新設、糖類・食塩に代わる
原材料使用も不可
基準 P70 ~ 71
通知 P29
栄養成分強調表示と
栄養機能食品

栄養素等表示基準値変更で
強調表示等要見直し、
栄養機能食品の上限下限変更と
対象年齢等の追記
基準 P504 ~ 506
通知 P26

実際の作業時には、食品表示基準の詳細やほかの変更点などを確認して正しい表示づくりを進めていくことになりますが、こうした Q&A 資料を読むことで移行作業に必要な情報整理などの計画を立てやすくなりますので、一度確認されておくとよいと思います。

参照:
食品表示基準 http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150320_kijyun.pdf
食品表示基準 Q&A http://www.caa.go.jp/foods/pdf/151224_qa-togo.pdf
食品表示基準について(施行通知)

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